2019-01-01から1年間の記事一覧
2019年、最後の投稿になります。 日中の暖かさから一転して、風の音と冷え込みの強い大晦日となりました。所用を済ませて、買い込んでいたGallop2019をパラパラとめくっております。 表紙に「天に駆けた名馬たち」と書かれているのですが、それだけ名馬の死…
本命がともに3着と、個人的にはほろ苦い年末となりました。 ホープフルSは久しぶりの中山、現地観戦 前日金曜で仕事納めという職場が多かったのでしょう、中山は前年比141.3%の42000人の来場。帰り、船橋法典で電車に乗るまでがなかなか難儀しましたね。とは…
リスグラシュー、問答無用のグランプリ連覇でした。 レース前半、インへ寄せて少しずつポジションを下げていく姿に「やっぱり鞍上が初めての中山だからな…」と残念に思っていたのですが、残念だったのは自分の見立ての方でした。4コーナーのタイト目なコーナ…
前日ではなくもう当日の朝ですね。 グレイトフルSのラップタイム、特に溜め逃げだった割に上がりで11秒台前半は計時されていないあたり、さすがに開幕週のラピスラズリSのような速いラップからイメージを膨らませるのはピントがずれてしまうでしょう。 とは…
サリオス、完勝でした。 スタートからムーアが促して外目の4番手。ここをキープできた時点でほぼ勝負ありましたね。直線に向いてからタイセイビジョンが外から切れ味を発揮して肉薄しましたが、残り1ハロンから末脚のスタミナが段違いでしたね。逃げ馬を突き…
毎年恒例とはいえ、この記事のタイトルが長くなるのはやむを得ないくらい、忙しい1日でした。 香港国際競走は無事に開催 11月頃はデモによる影響を懸念して開催を危ぶむ声も上がっていましたね。ただ、日本のファンに届く情報には限りがあるでしょうし、各陣…
クリソベリルが無敗のまま暫定チャンピオンにつきました。 いまのインティよりクリソベリルの方が力が上、という見立てが自分の予想の軸でしたが、ラスト100からインティとゴールドドリームの間を割った勢いでその答え合わせができました。 直線に向いて、イ…
スワーヴリチャードがどの馬よりも重馬場をこなしました。 3コーナー過ぎ、他の馬は早めにスパートにはいるなり鞍上が起こしながら促している中、オイシン・マーフィーの手綱は少し引っ張り気味という。半分は起こす動作なのですが、この手応えの差が勝敗を…
最初はピークアウトと題して書こうと思っていたのですが、いやいやちょっと語弊が出るなと思いまして、再設計を意味するリデザインという言葉を選びました。 国際招待競走なのに海外馬ゼロ。この事実だけをもってジャパンカップへの異論反論暴論が飛び出すの…
インディチャンプの春秋制覇成りました。 先週と同じフレーズ、見え見えのスローというメンバー構成と枠順。グァンチャーレが嫌えばマイスタイルの逃げになるのは、展開で予想する方ですとおおよそ想定内だったことでしょう。さらに外枠から人気のダノンプレ…
ラッキーライラック、久しぶりの勝利がG1戴冠となりました。 スミヨンは無理に取りに行かなかったのか、理想より1列後ろだな、と思いながらウインズの画面でポジショニングを確認していました。本命ラヴズオンリーユーは自分の予想よりも1列前、ペース判断さ…
27歳、老衰による死亡とのことです。 2年前に優駿スタリオンステーションにお邪魔していまして、その際に遠巻きに見たのが最後でした。観光客が歩ける位置から距離を取りながら我関せず、といったように見えていましたね。まだ元気だなという印象でしたが、…
JBC初の浦和開催、盛況で何よりでした。 日刊競馬のツイートから、各レースの売り上げを確認しました。ざっくりですが、レディスクラシックが11億3千万、スプリントは16億2千万、クラシックは17億9千万。レディスクラシックとスプリントが「地方競馬レコード…
アーモンドアイ、現役最強を証明しました。 府中のスタンドが揺れた、という形容がありますが、直線に向いて逃げたアエロリットに人気馬3頭が雁行した瞬間は実際にスタンドが揺れていました。いや、もちろん錯覚なのですけど、確かに揺れていましたね。ね。 …
ヴァルトガイストの差し切り、エネイブルの3連覇は成りませんでした。 戦前のエネイブルの人気、圧倒的でしたね。現地の様子はツイートで知るばかりでしたが、ディープインパクトの3冠の時のような、きっと決めてくれるという空気が醸成されていたように見え…
ワールドプレミアが好位から押し切りました。さすが武豊でございます。 出していきましたねー。前々で立ち回るイメージでデムーロと藤岡佑介が促していくのに並行して、軽く外に膨れながら最初のコーナーで先行するユニコーンライオンの直後に収まりました。…
サンライズノヴァ、狙いすましたG1制覇となりました。 間違いなく出負けしていたんですけどね。それも見越して本命視を避けたのですが、早めのポジションを取りに行ってアルクトスの直後に付けたあたりで、いやな予感がしていました。吉原はあらかじめ狙って…
クロノジェネシスが最後の1冠を獲りました。 すでに息の長い末脚(=心肺機能の高さ)はこれまでのレースで見せていましたから、あとはペースと3、4コーナーの進路取り。北村友一は巧く先行させていましたね。勝つためのポジションを求められたのは春の蹉跌…
何より、皆さま無事でしょうか。 12日夕方にこの投稿を書いておりますので、台風19号の上陸直前。すでに東京は風雨が強まっていまして、JRや私鉄、地下鉄はほとんどが運休になっています。 午後に入ってからスマホの緊急速報が断続的に鳴る状況。正確な情報…
藤田菜七子、重賞初勝利成りました。コパノキッキングで見事な逃げ切りでしたね。 スタートが五分に決まった瞬間に逃げる決断をした、鞍下の挙動を見て迷わずプッシュしていった、と見えました。 直前までどうするか迷っていた旨コメントしていましたが、ス…
タワーオブロンドン、先行有利の馬場を差し切りました。 前走セントウルSでのレコードVから中山の速い馬場でも問題ないことは想像できましたが、能力通り、持ちタイム通り、そしてよりスプリント戦への適性を強めてのG1制覇となりました。追走に手間取ってい…
サートゥルナーリアが極端な上がり勝負を制しました。 ウインズ後楽園で観ていたのですが、スタート直前に横の男性2人組が「サートゥルナーリアは一瞬の切れに欠けるからなー、ヴェロックスも同じ」などと話していまして。うーん、いろいろな見方があるのだ…
ダノンファンタジーが何とか差し切りました。 レース後のインタビューでで「出過ぎたな、と思いました」というコメントが印象的でした。最初の1、2完歩で頭ひとつ出たスタート。ゲートの巧さでアドバンテージを取る武豊を彷彿とさせるスムーズさに見えました…
トロワゼトワルが軽快に逃げ切り。レコードとなりました。 プールヴィル以外逃げ馬が見当たらないと思っていましたが、横山の判断は素晴らしかったですね。52kgと仕上がりの良さは、この積極策を後押ししたと言えそうです。 フジの中継では発走前に展開予想…
少し投稿が空きました。 平日業務の一環でとある試験を受けていました。無事に試験も終わりまして、首尾は、まぁおそらく大丈夫だろうというところです。慣れない分野に四苦八苦しながらの準備でしたので、相対的に競馬のアウトプットに使う時間を削った格好…
ブラストワンピース、復調を示す末脚でした。 残り600あたりの手応えでだいぶヤバいなーと思って見ていました。そこからインを突くとは。仕上がりの良さと鞍上のコース選択とシフトアップと。週中に西日本を縦断した台風10号の影響も少なからずプラスだった…
府中でディープインパクトの献花台に立ち寄った直後に一報に触れるという。。。残念です。 免疫機能の低下 JRAのリリースはこちら。社台スタリオンステーションの方のコメントに喪失感を新たにしました。 www.jra.go.jp 種牡馬引退の報からおよそ1カ月。ここ…
8月にはいってからこちら、ディープインパクトを振り返る時間が増えております。 訃報のあった週に次々とリリースされた記事やブログ、引退直後に発売されたサラブレの冊子、ポニーキャニオン発売のDVD、馬好王国の特集(奮っていましたね)、などなど。いろ…
ディープの追悼記事をまとめていた矢先、残念なニュースが飛び込んできました。 右前浅屈腱炎を発症 今朝のエコー検査で判明したとのこと。復帰に向けた9カ月という治療期間より、種牡馬入りの判断を優先した格好です。 ディープインパクトの血が求められる…
17歳ですと人間では50代くらいでしょうか。少し早く逝ってしまいました。 社台スタリオンステーションのリリース 7/30のお昼に一報を確認しています。ディープインパクトに「逝」の字が並んでいることが一瞬うまく受け止められませんでした。 shadai-ss.com …