more than a SCORE

1996年から競馬を開始。20年続けてなお楽しんでいくための備忘録を兼ねた日記。

レース後

シュトラウスの気性と北村宏司とダンスインザムードの記憶と

1開催分、何も投稿していないのはさすがにやり過ぎと反省しているところです。 とはいえ、花粉症は続いていますし、花粉症は続いていますし。きついですね。平日の仕事も休日に食い込んでいますから、なかなか時間の工面が難しい時期にはいっております。ち…

第41回 フェブラリーS

なんとペプチドナイルが押し切ってしまいました。 前半3ハロン通過の33.9がターフビジョンに表示された際は、スタンドのどよめきはなかなかのものでした。逃げのドンフランキーが外枠、1400mベスト&周囲に同型馬が見当たりませんでしたから、ある程度マイペ…

第40回 ホープフルS と第69回 東京大賞典

ホープフルSは平日の業務がありますので不完全燃焼な予想になりました。一方の東京大賞典は現地観戦、ある程度予想のピントを合わせながら観戦できました。 ホープフルSはレガレイラ 史上初めて牝馬がG1のホープフルSを制しました。2歳牝馬にしてはしっかり…

第68回 有馬記念

ドウデュース、秋3戦目で決めてくれました。さすが武豊、ですね。 後方待機から3コーナーで進出、一気に捲り上げて4コーナーではイン2番手のスターズオンアースに追いつきました。明らかに他馬と異なる加速力、すごかったですねぇ。有馬記念はこうして外を捲…

第75回 朝日杯フューチュリティS

ジャンタルマンタル、川田のリードで決めました。 最初のコーナーまで引っかかっていたダノンマッキンリー。鞍上ルメールは直線まで前に馬を置いて気持ちを収めておきたかったのでしょう、3コーナー過ぎにラチ沿いから離れてひとつ外で進んでいたクリーンエ…

第75回 阪神ジュベナイルフィリーズと香港国際競走

やっぱりせわしない観戦になりますね。 できればG1とG1の間隔が30分くらいは空いていてほしいですね。特に阪神JFと香港スプリントは10分しかないので、どうしても余韻を味わうという情緒が削られてしまいます。 ジョッキーも日本と香港に分かれてしまうわけ…

第24回 チャンピオンズカップ

レモンポップ、距離延長を克服しての中央ダートG1ダブル制覇となりました。 大外枠、初の1800m、初の2ターンと初物尽くしのチャレンジとなりましたが、見事に克服してしまいました。1コーナーまでに先頭は難しいのではないかと思っていましたが、他馬の動向…

第43回 ジャパンカップ

イクイノックス、見事に有終の美を飾りました。 直線入口付近で現地観戦していましたが、早々にルメールが追撃態勢にはいっているのがわかりました。同じパンサラッサの逃げだった昨年の天皇賞秋では、もっと直線で形をつくってからの追い出しでしたので、そ…

第40回 マイルチャンピオンシップ

ナミュール、G1馬になりましたね。 当日の乗り替わり、天皇賞秋も衝撃でしたがこちらもまたなかなかにショックでしたね。ライアン・ムーアの落馬負傷で藤岡康太へスイッチ。鞍上弱化という主旨のコメントがX上でも飛び交っていましたが、単なる揶揄は別にし…

第48回 エリザベス女王杯

ブレイディヴェーグ、史上最少キャリアで女王戴冠成りました。 ほぼジャンプスタートで内ラチへよれる出遅れ。ここから巻き返してポジションを取ったあたりの鞍上の判断と呼応できた鞍下の仕上がりと。スローが見えていましたから、このアクションはとても妥…

JBC 2023とBreeders' Cup 2023

大井は現地観戦、サンタアニタはリアタイ観戦と、充実していたようですね。レース数が多いので気になったことだけまとめておこうと思います。 JBC 2023の結果 勝ち馬をまとめておきましょう。 JBCレディスクラシック:アイコンテーラー JBCスプリント:イグ…

第168回 天皇賞(秋)

イクイノックス、世界レコードで世界最強の評価に応えました。凄かった。 57.7に府中のスタンドがどよめいていましたね。自分はジャックドール、ガイアフォース、イクイノックスの並びと間隔からもう少しペースが落ち着いていると思ったのですが、想像以上に…

第84回 菊花賞

ドゥレッツァ、5連勝で一気の戴冠となりました。もうルメールが凄すぎですね。 スタート直後、外枠からきれいに先行するファントムシーフに感嘆していたところ、その外から上がっていく馬が。まさかドゥレッツァがハナまであるとは思いませんでした。パクス…

第28回 秋華賞

リバティアイランド、史上7頭目の牝馬三冠を達成しました。つよかったー。 直線を待たずにスパートを開始した瞬間、熱かったですね。どうやらソレイユヴィータの外から進出を開始した時点で早くも左手前にスイッチしていた模様。鞍上の意を汲んでギアを上げ…

第102回 凱旋門賞

エースインパクト、豪快な追い込み勝ちでした。切れましたねー。 スローが予想されていましたが、案の定というゆったりしたペース。馬場がよいとなおのことスローになるのは道理でしょう。 クリスチャンはあわてずに後方外目へポジショニング。直線に向いて…

第57回 スプリンターズS

ママコチャ、一気にスプリントG1奪取となりました。 スタートから左右への進路変更はとても少なく、直線少し掘れたインを避ける形で内ラチから3頭分ほど外のコースを通ることができました。枠順と馬場コンディションがマッチした面は大きいと思います。 もち…

第69回 産経賞オールカマーと第71回 神戸新聞杯

両トライアル、面白い内容でしたね。終わってみればリーディング争いの2人がきっちり仕留めるという結果でした。さすがです。 オールカマーはローシャムパーク 横山和生も他の陣営も、タイトルホルダーが100%の仕上がりでないという評価で臨んでいることがビ…

第6回 コリアカップと日本競馬の立ち位置についての心象

コリアカップ、コリアスプリントとも、日本馬が圧倒する結果になりました。 川田は直接的な表現を避けてインタビューに答えていましたが、いずれも格の違いというべき内容でしたね。 KRBC RACEというYouTubeチャンネルでは中継映像がアーカイブとしてアップ…

第8回 紫苑SとエニフSとの符合

モリアーナ、後方一気で差し切りました。すごい脚でしたね。 先行勢が突っ込んだラップを作ったことも大きいのでしょうが、後方インで待機していたモリアーナがゴール前届くとは。レース運びもスタミナもしっかり示して、いわゆる勝ちパターンに持ち込んだの…

第59回 札幌記念

プログノーシス、強い勝ち方でした。本格化というより十分でない出来であのパフォーマンスかと驚いているばかりです。 ウインズで観ていたのですが、1コーナーでヒシイグアスのインにはいり、インからスルスルとポジションを上げて、3コーナーも外を回らず直…

第58回 関屋記念 と 第59回 小倉記念

パークウインズ府中、ゆるゆると夏競馬を堪能するにはよいロケーションです。だいぶ味を占めていますね。 府中競馬正門前に乗り入れる急行があれば完璧なのですが、府中の開催日以外は臨時停車しませんので府中駅から歩く形をとりました。お昼過ぎに到着、午…

第25回 ジャパンダートダービー

ミックファイア、印象的な末脚で南関3冠を制しました。 現地でも3、4コーナーでミトノオーが突き放しにかかったのは見て取れました。3コーナーで外に振られたミックファイアの手綱が動いていて、一方のユティタムも早めの追撃へ。このあたりはテンション上が…

第46回 帝王賞

メイショウハリオ、史上初の帝王賞連覇成りました。いいレースでしたね。 インから抜け出すクラウンプライド、外から差し込むメイショウハリオ、ワンテンポ遅れてなお末脚を伸ばしたテーオーケインズ。ダート戦線の番付に変化がないことを証明する直線の攻防…

第64回 宝塚記念

イクイノックス、現役最強そして世界最強を示す追い込み勝ちでした。 スタートを五分に出てホッとしつつ、プレッシャーを受けて後方に下がった時はかなり意気消沈モードになり、4コーナーでグーンと上がってきたときは一気にテンションがあがり、直線入口で…

第73回 安田記念

ソングライン、見事な連覇達成となりました。強かった。 直線目いっぱい使って末脚を伸ばし切りましたね。インで我慢したセリフォスも道中ひとつ後ろで待機していたシュネルマイスターも押さえてのゴールイン。道中のペースもポジションも受けに回って直線を…

英ダービーはオーギュストロダンが快勝

ディープインパクト最終世代から何と英ダービー馬が出てしまいました。日本に繁殖牝馬を送って種付けするところから、クールモアとバリードイルの挑戦はひとつの結実に至りました。しかし死してなおこの威光、まさにディープなインパクトですね。 JRAの発表…

第90回 東京優駿

タスティエーラ、アップダウンの激しい展開を制しました。サトノクラウンきましたねー。 スタートからダミアン・レーンは前々で運ぶことを意識していたようです。かなり勢いのついたシーズンリッチに外から被せられながらの1コーナー、ここで引くことはあり…

第84回 優駿牝馬

リバティアイランド、破格の強さで2冠を獲りました。凄かったですね。 ラスト1ハロンのひとり舞台。川田は今後を見据えて未知の距離をこなす中でしっかり伸び切れるかというテストをしていたようですが、傑出した能力を着差で証明する結果となりました。内馬…

第18回 ヴィクトリアマイル

ソングライン、インから差し切るとは。恐れ入りました。 直線外に出せない流れは先週のエエヤンとほぼ同じ運びだったんですけどね。Bコース替わりながら降雨でインが荒れていった土日。直線に向いてから有力馬が馬場のよい外へ流れていく中、外への進路をカ…

第28回 NHKマイルカップ

シャンパンカラー、見事な差し脚でした。 直線に向いてひと呼吸置くウチパクさんの姿が見えたときにひょっとして…と思いましたが、そのまま直線を押し切るとは。 直線大外へシンプルにぶん回したオオバンブルマイ、ソールオリエンスのリズムで「待てる」横山…