more than a SCORE

1996年から競馬を開始。20年続けてなお楽しんでいくための備忘録を兼ねた日記。

第39回 マイルチャンピオンシップ

セリフォスの追い込み一閃、G1に届きました。 序盤で位置取りを下げたときに「これで圏外かな」と思っていたんですけどね、直線の伸びは際立って見えました。スロー寄りに展開して中団外から直線真ん中に展開できることが勝つ馬のポジショニングと読んでおり…

第47回 エリザベス女王杯

ジェラルディーナ、一気に戴冠。母仔でG1制覇となりました。 上位入線馬の馬番が示す通り(順に18、13、15、14、11)、当日の雨は内側の馬場をかなり掘り返していました。インから3列目より外を道中通れたかどうか、これが明暗を大きく分けたように思ってい…

アルピニスタ引退と東京競馬場の国際厩舎

日本時間11/10夜、残念なニュースが舞い込んできました。凱旋門賞馬アルピニスタ引退。ジャパンカップ遠征、実現しませんでした。 RacingPostが報じたニュース記事です。 Arc winner Alpinista has been retired with immediate effect after sustaining a m…

第166回 天皇賞(秋)

イクイノックス、届きましたね。 珍しく内馬場での現地観戦だったのですが、3コーナー付近でのどよめきと4コーナーから直線にはいるにつれてそれがアップセットの期待と予感に変わる場内の雰囲気は確かに伝わってきました。6万人の歓声はいいものです。ター…

第83回 菊花賞

アスクビクターモア、最後の1冠を獲りました。 4コーナーで単独先頭に立った時は「差せる!」と思っていたんですけどね。皐月賞、ダービー、セントライト記念と着順をあげながら粘りこむ力を磨いていったと言うべきなのでしょう。ボルドグフーシュの猛追をギ…

ディープインパクト産駒 生年別G1馬一覧

すでにnetkeibaさんがツイートしていますが、ディープインパクト産駒、平地競走限定でのG1馬一覧を自分でもまとめてみました。 参照したのは以下、2022/10/23時点でのJBIS-Searchのページ。もちろん表記もJBIS-Searchに倣っています。Jpn1制覇のアンジュデジ…

第27回 秋華賞

スタニングローズが三冠阻止、坂井瑠星は初G1制覇となりました。 「1、2コーナーでアートハウスの後ろを取れた」、レース後鞍上のコメントはそのまま大きな勝因のひとつと受け取っております。内回りの阪神2000m、基本は内枠先行にアドバンテージがあります…

第101回 凱旋門賞

アルピニスタ、直前の大雨を克服しての戴冠となりました。 直線に向いて、タイトルホルダーまだ先頭…と思った視線の先に、1頭だけ追い出しを待っている人馬が。うわーと感嘆の声があがってしまいました。その真横からヴァデニ、そして後方のアウトコースで距…

第56回 スプリンターズS

ジャンダルム、とうとうG1に手が届きました。 相当インバイアスの強い馬場コンディションではありましたが、それをきっちり味方につけるシンプルな先行策。荻野極からすればおおよそ想定内の展開だったのではないでしょうか。 それはスタートからの横の動き…

第68回 産経賞オールカマーと第70回 神戸新聞杯

ジェラルディーナ、母を思わせる快勝でした。 ジェンティルドンナの有馬記念も黒帽だったなぁ、と思いながらゴールシーンを眺めておりました。あの時も好位のインをきれいに立ち回っていましたね。 坂を上がってから突き放したあたりには単なる枠順の運だけ…

第76回 朝日杯セントライト記念と第40回 関西テレビ放送賞ローズS

ガイアフォース、競り合いを制しました。 アスクビクターモアの先行策をガイアフォースとローシャムパークが捉えることができるか、というのが事前の見立てでしたが、1~3着でしたから着眼点はおおよそ合っていたようです。 1コーナーまで、三者ともインから…

パシフィッククラシックはフライトラインの歴史的圧勝

フライトライン、凄かったですね。まずはレース映像をご覧くださいませ。もう観たほうが早いです。 www.youtube.com 前走G1メットマイルからこちら、2ハロンの距離延長をこなせるのかに注目が集まっていましたが、杞憂とはまさにこのことでした。 難なくクリ…

エリザベス二世逝去

在位70年、96歳での逝去でした。 年齢が年齢ですし、70周年記念の英ダービーもロイヤルアスコットも現地観戦されていませんでしたので、来るべき時が来たのかと当初は冷静に受け止めていました。でも以下の写真で、少し感慨深くなってしまいましたね。 Highc…

追悼タイキシャトル

先週の日曜にパークウインズ府中へ。記帳を済ませてきました。 90年代後半の名馬がまた1頭逝ってしまった、という感慨をもちながら献花台に向かっておりました。独特な寂しさで名馬の死を迎えている感覚になっていたのは、…多分にこちらが年を取ったせいでし…

第58回 札幌記念

ジャックドール、タフなレースを押し切りました。 パークウインズ府中で観戦していたのですが、1000m59秒台という通過ラップが表示された瞬間に「遅い」というどよめきが起こっていました。 福島記念などの前傾ラップでとばしていくイメージからすれば物足り…

英インターナショナルSはバーイード圧勝

バーイード、とんでもない強さで距離延長を克服しました。 レース結果はJRA-VAN Ver.Worldをご参照ください。 world.jra-van.jp 馬なりでミシュリフを飲み込みながら、アクセルを踏んだ瞬間の強烈なシフトアップ。あの加速とあの着差にバーイードのフィジカ…

タイキシャトル死亡

28歳、苦しんだ様子もなく、老衰による心不全とのことです。 JRAの発表はこちら。 www.jra.go.jp 一報はNPO法人引退馬協会のツイートで知りました。業務の休憩時間にツイッターを開いたのですが、コメントアップから程なくというタイミング。老衰というワー…

第57回 関屋記念

ウインカーネリアンが2番手から押し切りました。スローに過ぎる展開になりましたね。 逃げたシュリの上がりが33.1、勝ち馬の上がりが32.9ですから、後方待機勢はほぼノーチャンスだったことがうかがえます。以下、公式レースラップですね。 12.7-11.4-12.1-1…

自宅療養中の観戦と読み物

タイトルでお察しの通り、陽性判定を受けまして自宅療養中です。 発症直後は39度近くまで発熱していたのですが、いまいまは解熱剤なしで36度台まで戻ってきました。若干鼻が詰まった状態ではありますが、おおむね快方に向かっているようです。 味覚への影響…

第58回 函館記念

ハヤヤッコ、芝ダートの両重賞制覇となりました。 前々走の日経賞、5番手で追走出来ていましたので、1番枠から中団につけられるのではと考えてのピックアップは予想通りでした。あの時の中山の馬場も荒れていましたから、ダート実績と当日の馬場コンディショ…

第24回 ジャパンダートダービー

ノットゥルノ、雨の残る良馬場を押し切りました。 リコーヴィクターが積極策。主張が中途半端になったペイシャエスの鼻先をかすめて先頭へ。ひとつ内枠のコマンドラインもそれを追随しての先行策。ノットゥルノはこれらの動きを大外枠からじっくり見ながらポ…

競馬は平和の象徴、と語り続けたい

蛮行、凶行といった言葉が飛び交う世界線になっております。 まず何より、こうした形での元首相の死は残念でなりません。職場でのオンライン会議直前に速報をみたときは目を疑ってしまいました。 メディアを通じてなかなかにショッキングな映像やニュースに…

第63回 宝塚記念

タイトルホルダー、スピードの持続力で圧倒しました。 パンサラッサが煽り気味のスタートだったとはいえ、タイトルホルダーがしっかりダッシュして先手を取り切ってしまうとは。パンサラッサの二の脚を待つ余裕がありましたね。並びかけてきたところでピッチ…

3歳ダート三冠競走の創設と『日本競馬の「国際化」を可能な限り言語化してみる(4.5)』

ようやくというべきでしょうか、3歳ダート路線にまとまった指針がでましたね。 3歳ダート三冠競走の概要 NARの発表はこちら。 www.keiba.go.jp 要点を箇条書きするとこんなところでしょうか。 羽田盃、東京ダービーをJpn1に格付け 1着賞金の増額、羽田盃は35…

2022年の顕彰馬選出なし

現行制度の特徴がしっかり現れた結果となりました。殿堂入りなしは端的にさびしい限りです。 JRAの発表はこちら。 www.jra.go.jp 投票者数202名の3/4(75%)以上の票数獲得で選出となるルールですが、今年はアーモンドアイとキングカメハメハが144票(71.3%…

第72回 安田記念

ソングライン、上がり勝負を制しました。 ダノンザキッドが3コーナーで2番手に押し上げていたのが象徴的と思って観戦していました。3、4コーナーで凝縮する馬群はスローで流れているサインでよかったようです。 残り1000~600の2ハロン、おおよそ3、4コーナ…

第89回 東京優駿 (日本ダービー)

ドウデュース、レースレコードで世代の頂点に立ちました。 1コーナーをそつなくクリアした後はずーっとワクワクしっぱなしでした。ダノンベルーガ、ジオグリフの直後というかなりベターなポジションをキープしつつ、外からの圧がない状態。4コーナー出口の遠…

武豊、6度目のダービー制覇

興奮冷めやらぬまま、そのまま浮かんだ言葉を書いておきたいと思います。ドウデュース、見事に差し切ってくれました。 40代男性が全力で叫ぶ機会は1年にどれくらいあるでしょうね。現地のスタンドで観戦、末脚全開で一気に先頭に立ったあたりから何やら両手…

ダービーの外枠とトラックバイアス

日付変わってダービー前日になりました。 平日の業務を終えまして、過去のダービーの映像や追い切り後のインタビューを順番になぞりつつ、内枠各馬のスタートはどうだったかなどと過去のレースをチェック。時間がどんどん過ぎていきますが、充実感がございま…

第83回 優駿牝馬

スターズオンアース、鮮やかな2冠達成となりました。 大外枠は言われるほど不利ではない認識でしたが、それにしても鮮やかでしたね。15分発走が遅れた状況下、スタートが決まらない馬や大きく左右にふらついてしまった馬、その煽りを受けてしまった馬が多か…