2021-01-01から1年間の記事一覧
2021年、最後の投稿になります。 コロナ禍の中での競馬 日本では春からワクチン接種が開始、自分が接種したのは8、9月でした。自治体ごとにスケジュールは異なっていましたが、若年層が接種できるようになった時期と概ね同じだったかなと思っています。秋に…
もはやこの2レースをまとめて書くことが恒例になりつつあります。もう少し年末のスケジュールに余裕があるとよいのですけどね。 ホープフルSはキラーアビリティ 先行策から見事に押し切りました。強力な逃げ馬がいないメンバー構成、スタートからポジション…
エフフォーリア、世代を超えて現役最強を示しました。 合わせて、横山武史を讃えるべきでしょう。パンサラッサが作り出した前傾ラップ、これを中団外目でジリジリと追走する判断。ペースを深追いしないことと、クロノジェネシスをインへ閉じ込め続けるポジシ…
ドウデュース、操縦性のよさがストロングポイントになりました。 4コーナーの大回り、直線に向いて一番外までの誘導。かなりの距離ロスですがおそらくためらいはなかったのでしょう。ワンテンポ遅らせてのゴーサインに応える鞍下の操縦性もお見事。登坂のあ…
サークルオブライフ、スローの切れ味勝負を制しました。 アップダウンのあるレースラップ、使い込んでパワーを要するタフな馬場。そのバイアスに逆らってはいないでしょうし、道中あちこちで見られた接触シーンにも巻き込まれることはありませんでしたから、…
テーオーケインズ、6馬身差の圧勝でした。 前走JBCクラシックの出遅れが懸念材料として取り上げられていましたが、杞憂におわりました。道中は「唸る」という表現が適当と思っています、ギリギリペースに合わせながらの追走。鞍上松山も引っ張る、抑えるとい…
コントレイル、強さを見せつける印象的なラストランとなりました。 3、4コーナーでオーソリティ→シャフリヤール→コントレイルと、いつでも外に展開できるインから2列目で一直線に並んで直線を迎え入れる姿は壮観でした。これからガチの末脚勝負が始まる予感…
当日の指定席が取れなかったので、せめて前日はと足を運びました。 雲がでていましたが穏やかな陽気。ジャパンカップウィークで東京の気温はひとつ冬に近づいたように感じていましたが、日中の陽気はそこまでではなかったかな。風もそこまで強くなく、あまり…
グランアレグリア、連覇で有終の美を飾りました。 ルメールは3コーナーまでにダノンザキッドを前に迎え入れる形を取りました。ひとつ外にはリプレーザ、その前にはロータスランド。パトロールビデオではグランアレグリアを馬群に囲う四角形が見えると思いま…
アカイイト、よもやよもやのアップセットでした。 使い込んだ阪神の馬場、スピードの持続にはパワーを要する直線。最内枠レイパパレの操縦性、逃げ馬が外から被せる枠の並び。アカイトリノムスメの充実度と秋華賞ラスト1ハロン12.9のアクション。このあたり…
ラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌ、2頭の牝馬がアメリカ競馬の最高峰を制しました。 こんな記念写真を見ることはできるとは。ほんとにビッグサプライズですね。 2 Champions @BreedersCup pic.twitter.com/QXA3Wl5HXZ — Oisín Murphy (@oismurphy) …
エフフォーリア、3歳での天皇賞制覇はシンボリクリスエス以来となりました。 先行したグランアレグリア、直後に控えたコントレイル。見どころの多かったファーストコーナーで縦並びになった3強ですが、エフフォーリアは挟まれるような位置関係になりました。…
タイトルホルダー、見事な逃げ切りでした。独壇場でしたね。 スタートから先頭に立つという明確な意思表示。これから3000m走るところ、2ハロン目が11.1。過去3年(勝ち馬はフィエールマン、ワールドプレミア、コントレイル)のレースラップで11.9、12.4、11.…
アカイトリノムスメ、母仔制覇となりました。凄い記録ですね。 返し馬の映像、右回りの直線を逆向きに進めている馬の尾がスタンド側になびいていました。Twitterで強風が吹いていること、直線はアゲインストなど情報は入っていましたが、どうやら3、4コーナ…
トルカータータッソ、重馬場をタフに差し切りました。 当日まで保護していたインの馬場、ましてオープンストレッチですからね。そこを通れる馬にアドバンテージがあると思っていましたが、それよりも馬場適性とドイツ血統が勝ったというべきでしょうか。終始…
ピクシーナイト、3歳でのスプリントG1戴冠となりました。 逃げ争いが早くにまとまり、内枠からの好スタートで3番手のイン。無理のない加速でこのポジションを取れた時点でほぼ勝負ありましたね。 逃げ争いをするであろう8番ビアンフェと大外16番モズスーパー…
この土曜日は録り溜めていたALL IN LINEを順に見直していました。 やっぱりセントマークスバシリカの不参戦そして引退、これは惜しいなと思いますね。エクリプスS、愛チャンピオンSというローテーションを取った2000m路線のチャンピオンですから渋ったパリロ…
アサマノイタズラ、田辺の無欲が勝利を呼び込みました。 先行勢に厳しい展開をなんとか捌いたソーヴァリアント戸崎が決めにかかったところ、道中ペースを整えることに徹していたアサマノイタズラ。田辺本人も勝ち切れるとは思っていなかったようです。 調教…
9月の3連休開催は、台風14号の影響を受ける形になりました。 週中に九州の西側で方向を転じて、日本列島を縦断する進路を取りながら週末を迎えるという、競馬ファンからすれば最悪のタイミング。金曜の中京前売りが中止になっていましたね。土曜の開催は中山…
急性大腸炎、9歳の若さで逝ってしまいました。 JRAの発表によると、亡くなる1週間ほど前から右前肢の蹄冠部外傷を治療していたとのこと、良化を示していた矢先に腸炎の兆候が出て急に悪化、という経緯だったようです。 www.jra.go.jp 2つの症状の因果関係は…
ニュースの多い一日でした。 丸山元気がPCR検査で陽性反応。今後の体調が心配されるところですが、報道の限りでは今のところ大丈夫の様子。 ただジョッキーの間に感染が広がると開催そのものにも影響する可能性があるかもしれません。JRAも引き続き対策を取…
少し前にグリーンチャンネルで放送していた「Go Racing! 2021」から。 番組内の「Visited Legend」という過去の名レースを振り返るコーナーで、7月の放送では1983年の英オークスを取り上げていました。今年の英オークスではスノーフォールが16馬身差で圧勝…
キャッスルトップが逃げ切るとは思いませんでした。お見事でした。 スタートからのしを付けて(という表現、最近聞かなくなりましたね)すぐに先頭へ。ロードシュトローム松山が後手を踏んだのとは対照的なスタートダッシュになりました。 2021年ジャパンダ…
テーオーケインズ、見事な抜け出しでした。 逃げるカジノフォンテンをびっしりマークするダノンファラオ。ペースが緩むところがあまりなかった帝王賞になりました。ダノンファラオがもう少し切れるタイプだったら、川田も別の戦略になったかもしれませんが、…
日本時間では7/10の夜ですが、残念なニュースが舞い込んできました。 23歳、左前脚の慢性的なケガで、最後は反応できなくなっていたようです。人道的な理由から、とありますので安楽死の処置が取られたのでしょう。 クールモアのリリースです。 coolmore.com…
クロノジェネシス、鮮やかなグランプリ3連覇となりました。 1コーナーまでにインの3番手を取った時点でほぼ勝負ありましたね。後からパトロールビデオをみると、キセキが寄せてきた1コーナー直前で少し外へ出して、後々でインに押し込まれないような予備的な…
ダノンキングリー、G1に手が届きました。 決してきっちり仕上がったという状態ではなかったと思います。昨秋の天皇賞しんがり負けからの巻き返し、なかなか想定しにくいところではあります。 スピードに乗りにくいインを避けられる外枠、グランアレグリアの…
シャフリヤール、10cm差でダービーの栄誉に届きました。 直線早め先頭のサトノレイナスが外に寄れ、我慢に我慢を重ねた横山武史がエフフォーリアを粘り込ませる中、ワンテンポもツーテンポも進路確保に遅れを取ったシャフリヤールが最後の最後でインを掬う形…
さて、あまり堪能できなかったダービーウィーク。あれこれとゆったりイメージをくゆらす時間は平日には取れませんでした。業務繁忙の分やむを得ないとはいえ残念ですね。 とはいえ、情報収集は脊髄反射のように行っていますので、各陣営のコメントから予想家…
ユーバーレーベン、タフな末脚勝負を制しました。 ミルコが右鞭を掲げたのは、志半ばで(というべきですね)亡くなった岡田さんに向けたもののようですね。「力を借りました」と報告していたようです。ただ、近しい友人も亡くなっていたんですね。レース後の…