more than a SCORE

1996年から競馬を開始。20年続けてなお楽しんでいくための備忘録を兼ねた日記。

第57回 関屋記念

ウインカーネリアンが2番手から押し切りました。スローに過ぎる展開になりましたね。

 

逃げたシュリの上がりが33.1、勝ち馬の上がりが32.9ですから、後方待機勢はほぼノーチャンスだったことがうかがえます。以下、公式レースラップですね。

12.7-11.4-12.1-12.2-11.9-10.8-10.6-11.6

 

金曜から土曜にかけて前線の停滞と静岡に上陸した台風(メアリーですね)の影響が各地にありました。新潟は土曜の日中に降雨あり、それでも日曜は速いラップが計時できていました。その状況下でのスローペースですからね。ラスト1ハロンの失速幅に、加速やスピードの維持にパワーを要する馬場コンディションであることが読み取れます。

 

スクリーンヒーロー、こんな形でジャパンカップを制していたような記憶がありますね。後で振り返ってみるとします。

 

馬券的にはこの極端なペースが読めていませんでした。シュリもウインカーネリアンも相手にはいれていますのでタテ目ですね。その内枠、ゴールデンシロップ、ザダル、リアアメリアあたりの差し脚に期待していたあたり、想定ペースが違っている証拠でしょう。

 

本命というより推しのダノンザキッドは、4コーナーから直線入口の11.9-10.8でかなり露骨にもたつく場面。その一方でラストは上位2頭に唯一迫る粘りを発揮。それでも脚は上がり気味に見えていました。

10秒台前半で切れる脚が使えない、相対的にラスト1ハロンは粘り込みが効く、といった何とも悩ましい特徴を再確認したように思っています。勝ち切るにはなかなかに条件が整わないと厳しいかもですね。距離の見直し?ないしは逃げ?

 

一方の小倉記念、こちらも当日の天気雨の影響が少なくない中の難しい馬場読み、あるいはコース読みになりました。勝ったはマリアエレーナは厳しいラップになった先行争いを内枠好位でやり過ごす形。乗り替わりで松山、という采配も奏功したように見えています。

 

予想はうまくいきましたね。1番人気ジェラルディーナの腹回りが少し巻き上がり気味、発汗も多めと観察して、軽くはない馬場コンディションと4コーナーまで外から厳しいマークを受けたらと考えて思い切って無印に。

一方で悪くない仕上がりのヒンドゥタイムズ、C・ホーの右回りではきっちりしたコーナリングに期待して印を回したのが会心でした。先週レパードSを勝っていますが、左回りはまだ慣れが要るのでしょうね、香港は左回りがないですから。

5頭の馬連BOXで1、2、4、5、6着という結果。そこから絞れないのかと心の声が聞こえたような気もしますが、試験勉強中だったり読みたい本も積んであったりしますので、短い時間での予想にしては上手くいったなと。この調子でいきたいですね。

 

最後に。少し投稿が滞ってしまっていましたが、発症後の後遺症もなく、順調に復帰しております。はい、元気です。馬券もまぁまぁ順調ですかね、アイビスサマーダッシュレパードSは当てていますし。

でも振り返ると詰めが甘い模様。函館記念はハヤヤッコ買ってマイネルウィルトス抜け、中京記念ベレヌス買っててカテドラル抜け、エルムSはウェルドーン、オメガレインボー、ブラッディーキッドまでもっていてプルデプスリーダー抜け…。

 

反省の仕方がレースごとに違うように思いますがこの惜敗感は何とかしたい…。馬券を楽しむにはPDCAではないんだよなと思いつつ、読みの精度も気にしてまいりますー。