先ほどブルーポイントがダイヤモンドジュビリーSを勝利、キングススタンドSとのDoubleを達成しました。はい、主にTwitterでの観戦です。
網羅的に書くと大変ですので、気になったところをさらっと書いておきたいと思いますね。
ロイヤルアスコット開催の対照的な紹介記事
JAIRSが落ち着いた記事を翻訳しています。ドレスコードも紹介。出典はRacing Postですね。
一方、VOGUE Japanでもドレスコードを紹介。ロイヤルファミリーの装いを取り上げる一方、レース名が全く出てこないという注目の仕方もまた必要なのでしょうね。
デットーリが4連勝
マイケル・スタウト師が「47-years-old kid」がもうひとつレベルを上げているよ、と愛のあるコメントをしている通り、フランキーは相変わらずと言いますか衰えなしと言いますか。そのスタウト師のロイヤルアスコット80勝と合わせて、もう素晴らしいの一言。このコンビで渋った馬場を制したプリンスオブウェールズSのクリスタルオーシャン、強かったですね。
個人的にはストラディヴァリウスのゴールドカップ連覇が印象的。長距離重賞でローテーションがしっかり組める状況と、長くチャンピオンが活躍している状況を羨ましく思いますね。フランキーが「people love him」と表現していまして、そりゃあ盛って話しているとは理解しつつ、全くかけ離れた雰囲気でもないでのしょう。日本でいうとキタサンブラックが近しい存在でしょうかね。存在の稀少さが窺えます。フランキー自身はゴールドカップ7勝目とのこと。どこかの平成の盾男に重なります。すごい。
タドホープが4勝
ダニエル・タドホープの名前は目にしていてもしっかり注目したことはありませんでした。クイーンアンSのロードグリッターズをきっかけに改めて調べていたら、平松さんの記事を発見。クイーンアンSの直後に略歴を紹介する記事。仕事が速いですね。
ローレンスに乗っていた、という文字列であーそうかと少しピンとくる感覚。ロードグリッターズはドバイターフでアーモンドアイの3着。徐々に日本のファンの目の届く舞台での活躍が重なってきています。勝ち星も100勝越えをキープしているようですし、近々短期免許での来日があったら面白いですね。
ヘイリーターナー、女性騎手として2人目の快挙
サンドリンガムSは軽ハンデのサンクスビーが制して、鞍上ターナーはロイヤルアスコット開催で勝利した2人目の女性騎手となりました。前日のランチとディナー、当日の朝も食べられなかったけどよかった的な本人のコメントが振るっていましたね。
Ascotの公式アカウントはもうテニスの全英オープンのような写真をアップ。これが様になるから素晴らしいですね。
The first female jockey to win at #RoyalAscot in 32 years.
— Ascot Racecourse (@Ascot) June 21, 2019
Take a bow @Hayleyturner123 👏 pic.twitter.com/jnmfU0sMWC
プリンスオブウェールズS、ディアドラには厳しいコンデションに
最終日はGood to firmという発表もあったようで、ますますレース直前の豪雨が恨めしい限りです。あの馬場コンディションでアスコット競馬場のおむすびを下って登るのはね。タフなペースでかつ粘り続けなければならない展開だっただろうと受け取っています。
シーオブクラスが直前まで出否を見極める態度を示していたようです。出走ありきの遠征ですから、ディアドラ陣営としては馬場理由でスクラッチして次とは難しい選択でしょう。戦前は、アスコットの2400を制した父ハービンジャーを引き合いに出す記事が散見されていましたが、いやーさすがにタイプ違うでしょう、と野暮なツッコミをいれておりました。
秋華賞の馬場をこなしてはいますが、どちらかというと府中牝馬の上がりを32秒台まとめる姿の方が、ディアドラの特徴を示しているように思っています。厳しい条件下でのトライ、お見事でした。
…茶化すつもりはなく、皮肉に響くといいますか、滝川クリステルさんの某CMで「あなた、違う競技をやっているの」という台詞がありまして。海外遠征でトラックコンディションに苦しむ姿と妙に重なってしまって、何ともいえない苦笑いにまとまっております。
最後に
阪神の天候、週中の雨予報から少しずつよくなっているようですね。土曜は終始良でのレースでした。
メインの垂水Sこそエクレアスパークルの川田がかなりペースを引っ張ったことで外枠の差し馬が上位を占めましたが(外回りでしたしね)、ひとつ前の10R京橋特別では好位の内をキープしたシフルマンの抜け出し。こちらの方が馬場コンディションに即した結果のように思っています。
いまのところ日曜の予報は終日曇り。どうやら土曜と近しい馬場コンディションで宝塚記念を迎えられそうですね。
キセキの最内枠、レイデオロのドバイ帰り、いずれも懸念材料に映っているのですが、どうでるでしょうか。ノーブルマーズが先手を主張し、スティッフェリオが番手を目指す場合、キセキとレイデオロのポジションがひとつ下がる可能性があるかも。エタリオウとスワーヴリチャードの鞍上が読めないんですよね。
いまのところはリスグラシューで何とかならないか、という先入観で組み立てを考えているところです。1コーナーまでの長さが奏功するのではと思っていまして。そういえば秋華賞でディアドラの2着。長く活躍してくれていますね。
相変わらず直前まで悩むのでしょう。春G1の締め、心地よく悩んで堪能したいと思っています。